• きよ子

アヤとあや/渡辺優

更新日:2021年9月8日



☆百合関係:友情?

☆男女の恋愛:なし

☆男女の性的描写:なし

☆女性同士の性的描写:なし


<あらすじ>

小学五年生の亜耶は、画家である父親の絵のモデルをしていて、いつも相棒の彩と行動を共にしている。絵のモデルをしている自分、そして彩という相棒がいる自分は他の子どもとは違い、神秘性がある特別な子供なのだ。そんな自らの神秘性を信じて疑わない亜耶だが、誕生日を迎えるためにその神秘性を失ってしまうのではないかと不安になっていた。そんな不安を抱えながら迎えた11歳の誕生日、その日、同級生の久保田が学校にナイフを持ってきていると男子たちが騒いでいた。神秘性を模索していた亜耶と彩はそのナイフを盗むことにした…。


<百合要素>

百合という百合はありません。強いていうならば友情になるのかな?という程度です。

しかし、男の子との恋愛はありませんし、基本は女の子たち中心の話になるので、妄想の域は出ませんが、百合を見出せる部分はあるのではないかと…。亜耶と彩は間違いなく特別な存在とは言えますが…。


<感想>

帯に「物語の最後には、この少女のことが大好きになっている。彼女の心の軌跡、すべてが愛おしくなる。」と書かれていて、最後ギリギリのところまで正直「この子のこと好きになれる自信ないんだが…?」なんて思ってたんですが、最後は好きになっていました(笑)。

大人ぶっていた子供が色んな葛藤と挫折を経て、本当の意味での大人になる道を歩き始める様子がとても清々しいと言うか、途中まではすごくモヤモヤイライラしながら読んでいたんですが、亜耶が子供らしく大人に向かい始める姿が、途中のモヤイラを忘れるくらい爽やかに描かれていてとても面白かったです!

百合的には弱いですので、(単行本で値段高いし)百合が読みたい!という方にはあまりオススメはしません。

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