
きよ子
ババヤガの夜/王谷晶
更新日:2021年9月8日
☆百合関係:主従?パートナー?
☆男女の恋愛:若干アリ
☆男女の性的描写:アリ
☆女性同士の性的描写:ナシ
※バイオレンス注意
<あらすじ>
あらゆる格闘技術を習得し、戦うことに喜びを感じる新道依子はバイトを掛け持ちし普通に生活をしていたはずだったが、たまたました喧嘩をきっかけに暴力団会長の娘・尚子の世話係を押し付けられる。暴力だらけの世界で場違いなほど綺麗な尚子と正反対の依子、二人が選び進む道は…。
<百合要素>
はっきりとした愛や友情が示されるわけではありませんが、百合です。
百合要素とは違いますが、結構えげつない暴力描写や、きつめの性的な言葉遣いなども出てきますので、苦手な方はご注意ください。
<感想>
ヤクザの娘とその護衛という組み合わせだけでご飯3合食べれますね。本を読むのは遅い方なのですが、面白いのと読みやすさもあってか本当にあっという間に読み終わってました。
帯に「気持ちよく騙された」とあって、読み進めてても何にそんなに騙されるんだ…?なんて思ってたんですが、気が付かない間に騙されてましたね。ん?という違和感は多少あったのに、物語や文章を理解しようとする思考自体が騙された感じでした。最後まで読んだ後に読み返すと「なるほど…」と。
発売された時からずっと読みたいと思っていた小説だったので、やっと読めて嬉しかったです…。