• きよ子

鏡館の殺人/月原渉

更新日:2021年9月1日

使用人探偵シズカー横濱異人館殺人事件ー」

「首無館の殺人」

「犬神館の殺人」

「鏡館の殺人」

使用人探偵シズカが活躍するシリーズをまとめて紹介します。


藍色の服に白い前掛け、髪は洋装に合うよう束髪で英吉利結びにまとめられている。

白磁のような肌、灰青色の瞳、北の帝国の血を継ぐ使用人ツユリ・シズカ



「使用人探偵シズカー横浜異人館殺人事件ー」

<あらすじ>

横濱居留地のはずれにある異人館は嵐で閉ざされた。久住正隆が残した絵につながりのある6人が集められ「名残の会」が開かれるが、ゲストが絵に描かれた姿と同じように次々と殺されていく。閉ざされた館の中で繰り広げられるシズカと犯人の攻防の末に明かされる真実とは・・・。


☆百合関係:ナシ

☆男女の恋愛:ナシ

☆男女の性的描写:ナシ

☆女性同士の性的描写:ナシ


百合描写はまったくありません。シリーズものではありますが、続き物ではないのでこちらの作品は飛ばしても大丈夫だと思います。しかし、この作品をおすすめする理由としては、ミステリ―としての面白さもそうですが、この作品はシズカは基本男性としか接しておらず、他の作品は女性のお付きになるので、この作品での男性へのシズカの対応と、その後の作品の女性へ接する時の雰囲気の差が楽しめると思います。



「首無館の殺人」

<あらすじ>

記憶を失った令嬢の華煉にシズカはお付きとなった。館にある出入りが限られる中庭と謎の幽閉塔。ある日、主家夫人の首無しの遺体が見つかり、その首は謎が多い中庭の宙を浮いていた。殺人はそれだけでは終わらなかった…。首はなぜ切られたのか、首はなぜ宙を浮いていたのか、そして、華煉はどうして記憶を失ってしまったのか。衝撃の真実がシズカに寄って紐解かれていく。


☆百合関係:主従?

☆男女の恋愛:ナシ

☆男女の性的描写:ナシ

☆女性同士の性的描写:ナシ


濃い百合ではありませんが、華煉に使え守るシズカと、シズカに信頼を寄せる華煉。友情や恋愛はありませんが、その構図だけでも百合を感じられる方にはおすすめです。冷徹なシズカも女の子には弱い…?と思われる感じがあってよかったです(百合好きの幻覚かもしれませんが…)。



「犬神館の殺人」

<あらすじ>

三重の密室の中で凍った死体が見つかった。犬の儀式と呼ばれる儀式の最中、ギロチン仕掛けの三重の扉で固く閉ざされたはずの密室の中で起きた殺人は、三年前に起きた事件の再現なのか?愛する人を失った者たちの悲しい結末をシズカが解き明かす。


☆百合関係:主従?

☆男女の恋愛:アリ

☆男女の性的描写:ナシ

☆女性同士の性的描写:ナシ


シズカが妃夜子という令嬢に使えるお話。こちらも百合要素は濃いわけではありませんが、妃夜子の呼び方がシズカにしては珍しい茶目っ気があって可愛かったです。



「鏡館の殺人」

<あらすじ>

妾腹の子どもたちが暮らす「鏡館」には四十八枚の鏡が設置されている。そんな鏡館が嵐で閉ざされた日に起きた予告殺人。殺されたのは政略結婚に使う娘を品定めしに来た父だった。鏡に引きずり込まれるような形で死んだ父。鏡にある謎とはなんなのか…。


☆百合関係:姉妹

☆男女の恋愛:ナシ

☆男女の性的描写:ナシ

☆女性同士の性的描写:ナシ


今回の作品は姉妹愛で溢れていました…!全員腹違いの姉妹ですが、双子や実の姉妹もいて、それぞれの愛や妬みがあってとてもよかったです。このシリーズでは一番百合を感じられました。この作品だけ読んでも全然問題はないと思いますので、姉妹百合好きな方はぜひ読んでみてください。


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